マクロビオティックの食事って?

マクロビオティックの食事って?

「マクロビオティック」の食事法をごく簡単にまとめてみました。

1.身土不二
自分が生きている土地でとれる旬の食物を食べることにより、その土地と季節にあった健康なカラダをつくる。

2.一物全体
食物は全体として調和し、不要なものはない。玄米、未精製の砂糖、塩、小麦粉、野菜の皮、アクなど、できる限り丸ごとの生命を大事にいただく。

3.穀物菜食
穀物と野菜を中心とした伝統的な食事。主食は穀物を5とすると、副食は野菜や海草が3〜4、魚介類が中心の動物性食品が1〜2が目安。

4.陰陽の調和
「陽」は収縮していく求心的なエネルギーでカラダを温める働き。「陰」は拡散してゆく遠心的なエネルギーで、カラダを冷やす働き。正食では、この陰陽の原理をもとに調理する。

5.正しい食べ方
食べ物の吸収・消化、食べ過ぎを防ぐために少なくとも30回は噛む。

もっと詳しくお知りになりたい方は、「マクロビオティック」正食協会のホームページへ。

◆伝統食をお手本に◆ 

「マクロビオティック」は、上のポイントをベースに、穀類や野菜、海藻を中心に、タンパク源は魚介類と大豆製品などをとり、飲み物はコーヒー、アルコールは避けて刺激の弱いお茶を飲み、食材や調味料は、有機農産物、天然醸造のものを使います。また食べ物を陰陽(カラダを冷やすものと温めるもの)で判断して、調和をとって食べるのが特徴的です。

陰陽調理をのぞけば、「マクロビオティック」は日本の伝統食に似ています。アメリカや日本などの先進国が悩みとして抱える肥満や生活習慣病の原因は、動物性食品の食べ過ぎによるもの。だからこそ、動物性食品を控えた低カロリーな「マクロビオティック」が、健康&美容食として注目されているのでしょう。「マクロビオティック」は難しそうと思う人でも、伝統食をお手本にできることは多いと思います。

◆手軽なレトルト食品も登場◆ 

最近インターネットや雑誌などで、「マクロビオティック」を実践しているスーパーモデルが開発したレトルト食品などを見かけます。温めて食べるだけなので、手軽に健康と美容がgetできると好評のようです。確かに素材も有機栽培などにこだわり、陰陽を調和させたマクロビオティックメニューもありますが、中には?と疑問を持つものもありました。

他の生命をいただくことで、私たちのカラダが作られる。だからこそ感謝し、丸ごと命をいただく。という考え方もマクロビオティックの根本であり、これは「食の原点」でもあると思います。忙しい現代人が手軽に使えるレトルト食品は確かに助かりますが、簡便性ばかりや機能性ばかりを求めて、食の原点である感謝を忘れてはならないと思います。(もちろん私の反省も含めてですよ!)